睡眠薬と向き合おう

生活習慣を改善しても睡眠に障害をきたしてしまうような場合は、睡眠時間を上手く調整する上で睡眠薬・睡眠導入剤は非常に有効です。
一昔前までは「睡眠薬って怖いんですけど。廃人が飲む薬じゃないの?」「副作用とか致死量が心配なんだけど大丈夫なの?」「精神を病む」「自殺に使われる」というネガティブなイメージが先行してしまい、「一度手を出したら最後」という、まるで麻薬のような扱いをする傾向があったようですが、現在使用される睡眠薬の多くは、安全で副作用も少ないものが大多数を占め、睡眠導入剤に至っては
市販薬として町の薬局の棚にならぶなど、ひところよりは一般的に親しまれ、風邪薬と同じようなイメージが浸透してきました。

その睡眠薬で現在、多く処方されるものの中にデパスとアモバンという有名な医薬品があります。

デパスはエチゾラムという成分の睡眠導入剤で、神経症やうつ病の治療薬としても処方されています。うつ病と聞くと、つい身を構えてしまう人もいるかもしれませんが、デパスはストレスを消し去ることで筋弛緩剤のような働きをするため、肩こりの改善薬としてもお医者さんから処方されている身近な医薬品なのです。

一方、アモバンは、ゾピクロンという成分の睡眠導入剤なのですが、作用時間が非常に短く、アモバンの効果は4時間程度で切れるため、寝付いた頃には効果が切れており、翌朝起きたときに睡眠薬が体に残っていてフラフラするといった事がないのが利点です。但し、何かの原因で途中で目が覚めてしまった時は、当然ですが、まだ薬の効果が発揮されているので、睡魔で頭が朦朧とすることは言うまでもありませんので、間違っても自動車の運転などはしないようにしましょう。

これらは医薬品なので、過度の摂取は当然健康によくありませんが、定められた用法・用量を正しく守ることで睡眠障害やストレスから開放され、健全な社会生活を営むことに非常に役立ちますので、睡眠に問題があり、お困りの方は医師と相談したり、ネットで調べるなどして、デパスやアモバンを試してみるのも良いかもしれません。